選択肢を与えない

先日、優秀なHさんと仕事のやり方について話していた。
Hさんの仕事のやり方は、選択肢を与えない方式。


お客様に対して選ぶ自由を与えることは
優しさではないという考え。


例えば
商品A、B、Cの中から選べます、と言うよりも
商品Aはこういう仕様ですが問題ないでしょうか、と訊く感じ。


仮にAが嫌だったらBを提案すれば良いのだ。
この方が仕事が速く裁けて決断の迷いもなく
双方に気持ちよく過ごせる。


A、B、Cを始めに提示してしまった場合、
色々と悩んだ後に
(やっぱりこっちにしておけば良かったかも…)
と考える可能性が出て来る。


Cは熟考して選びたい人のために
最後の一手として提示するのが良い。


それ以上の選択肢は選ぶ視点が分散してしまう。
だから、選択肢が多いからといって
決してお客様のためになっている訳ではない
と言っていた。




なるほど。
今の例は、説明しやすいように私の解釈も入れたけれど
納得できる考え方だった。


さすがです✨Hさん✨
仕事のやり方は人それぞれだけれど、
この手法はぜひ取り入れていきたいと思った。



次は選択肢を与える、という視点で書こうと思う。
私が今までの経験で得た術だ。


与える・与えない
この差し引きが上手くできたら
少しは仕事がやりやすくなるかな。